星と恋のSketch book

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〜沖田side〜


やっと待ちに待った放課後


***


沖田「梨瑠ちゃん早く早く♪」

梨瑠「ま、待って下さいっ」


僕と梨瑠ちゃんは急いで美術室へ向かった




◇・◇・◇・◇


梨瑠「はい、どうぞ」

沖田「ありがと♪」



本当に綺麗な絵

梨瑠ちゃんは凄いよ、うん!



僕は絵を丸めて折れないように大切に鞄へしまった



沖田「額、買わなきゃね」

梨瑠「額ですか?」

沖田「うん!梨瑠ちゃんの絵入れて飾るから」

梨瑠「/////ぇえ?!!っ!やっそんなっっ?!」

沖田「あははは!顔真っ赤だよ?なんで??」

梨瑠「/////だ…って、沖田君が…」

沖田「僕が、何?」



恥ずかしいんでしよ?

わかってるけど敢えて言わないよ

だってアタフタと赤面してる梨瑠ちゃんが可愛いくて仕方ないから!



沖田「ね!額買いたいから買い物付き合ってよ!」

梨瑠「ほっ本当に飾るんですか?!」

沖田「うん、もちろん♪」

梨瑠「どうしても…ですか?」



ぁー"何だか凄く可愛いなぁ…



沖田「じゃあ、僕の事を名前で呼んだら諦めてあげる♪」

梨瑠「ぇえ?!そんなっ出来ませんっっ」

沖田「ぁ、敬語もなしね?」

梨瑠「……でもっ」

沖田「早く♪じゃないとキスしちゃうよ??」

梨瑠「ゃ…ぅ…ぁ」



ヤバイかも

そんな可愛い顔見てたら

本当にめちゃくちゃにしたくなってきちゃった…




僕は梨瑠ちゃんをジリジリと壁に追いつめていく









梨瑠「……く…ん」

沖田「聞こえないよ?」

梨瑠「総司…く…ん」

沖田「うん♪良くで来ました!」







本当はキスしちゃいたいけど

嫌われたくないしね?

僕はパッと梨瑠ちゃんから身体を退けた







梨瑠「//////恥ずかしい…です…」
沖田「ぁ、敬語」
梨瑠「っ!恥ずかしい、ヨ!!」

沖田「あははは!!片言だし♪」

梨瑠「むぅ」










この後もこんな他愛ないやり取りをして、梨瑠ちゃんは美術の自由課題の絵を描き始めた


僕は絵描く彼女をただずっと眺めていた




絵を描く時だけ前髪を上げて髪留めで止める梨瑠ちゃん


その横顔は本当に綺麗で


ずっと眺めて居いたいと思った









ねぇ、君は一目惚れって信じる?



僕は君が



好きなのかな?






夕日の心地の良い温かさを感じながら梨瑠ちゃんの隣で

気付けば眠りにおちていた…




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