星と恋のSketch book
□01
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〈…今日…放課後に想いを告げると決めた〉
梨瑠「え?」
斎藤「//////だっだから…今日、雪村に想いを告げると決めた…のだ」
頭が真っ白になった
子供の頃から片想いし続けた
大好きな人が
今日
違う女の子に告白する…。
◇・◇・◇・◇
no,01
私には片想いしてる人がいる
その人の名は斎藤 一
小学生の頃初めて見た時からずっと彼が好きで、ちょっとずつ仲良くなりやっと一番近い女の子になれた
家が近い事もあって登下校は一緒だし、ご飯も一緒。
だけど…ね、
斎藤「俺の様な口下手な男相手に良くしてくれるのはあんただけだ。友は一生の宝と言うが誠だな」
そう言って私の頭を撫でながらとても優しく微笑む一君。
そう、なんだ
私のポジションは彼にとって
【親友】になってしまったんだ
◇・◇・◇・◇
梨瑠「はぁ……」
ー放課後ー
中々帰る気になれない私は屋上で夕日を眺めていた
梨瑠「……今頃、一君と雪村さんは付き合ってるのかな」
ねぇ、一君。
私ね
本当は全然いい子じゃないから二人の幸せなんて願えないよ
どうか
貴方が私を選ばなかった事を後悔する日が来ます様に
そんな
醜い事を願わずに居られない自分が
大嫌いなのです
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