暁長編どりむ-七色一族編@
□ー初任務は大波乱の予感!?ー
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ちぇりが暁に入って1週間が
たった頃…
「あっ!!てめ!!おいらの粘土っ」
『デイダラが楽しそうにしてるから、うちもやりたかったのぉ〜』
「…ったく…お前だけだからなっ!!うん」
「なにがお前だけだ。いつからちぇりはお前んものにったんだよ」
「旦那っ?!」
「そうだ…子供の癖に…愚かな」
「イタチっ!!てめー!!」
『あー!!飛段だめだってばぁ!!』
「いーのって、ぎゅーさして♪」
「飛段っ!!お前っ!!」
「飛段…度が過ぎるぞ…」
「そーっすよ!!」
と、まぁ…
かなり馴染んだご様子。
ちぇり自身も暁みんなが大好きだった。
修行というか、
コピー可能な術もたくさんコピー出来るように
ペインやイタチは協力したり、
鬼鮫とお菓子つくったり、
サソリのメンテに付き合ったり…
意外なくらい打ち解けていた。
そんなある日、
いつもと変わらないと思っていると…
ガチャン…
「任務た」
ペインがリビングに入ってきた。
「もしかしてまた俺らかぁー?」
飛段がペインに向かって言うと、
ペインは横に首をふる。
すこし間をとって…
「ちぇりの初任務だ」
ペインがそう言うと、リビングがざわつく。
『や、やったぁ♪』
喜ぶちぇりの背を
納得いかない暁メンバーはみる。
「まだ早いんじゃないですか?」
「…俺もそう思うが」
「大体よォ!!ツーマンセルで誰が組むんだよ!?」
「そうですよ!組むとしたら私達のがいんじゃないですか?」
「なにいってる。俺だろうがよ。」
「いやいや、案外僕だったりしてー★」
「僕は任務向きじゃないしな…ソウダナ」
すると、ため息をつきながらペインが口を開ける。
「…色々考えた結果イタチとちぇりのツーマンセルだ」
そうペインが言った瞬間
小さくガッツポーズをとるイタチさん。笑
だが、
やはり皆はなかなか納得しない。
「なんでイタチなんだ。」
「おいらだろ!!うん」
するとまたため息をついて…
「木の葉への任務だし、イタチは頭もキレる。初任務にはイタチが合うだろ。俺が一緒に行きたかったくらいだが…俺にも任務はあるからな。」
適切にペインが説明すると、
皆なんだかんだ言いながら納得した。
『イタチっ!!よろしくね♪』
「…ああ」
「で、リーダー。任務とは?」
大事な事を聞くイタチ。
「九尾について、偵察だ。九尾の陣中力の回りに誰が着いているか…初任務だから軽いのだが慎重にな。」