暁長編どりむ-七色一族編@
□ー暁集合!!暁の真実ー
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チチチッ…
鳥のさえずりの微かな声と、
雨の音…
『ん…』
うち…
そう言えば…
寝ちゃったんだっけ…
『んん…』
ガバッ!!
『ベッドだ…誰かおぶってってくれたのかな…/』
朝っぱらから顔を赤くさせたのは、
昨日から暁に入ったちぇり。
『んーん…』
大きく背中を伸ばす。
するとコンコンと、
扉をノックする、音が聞こえる。
『はーい!!』
よく寝たせいか元気良く返事を返す。
「鬼鮫ですが…朝ごはんですよ」
ガチャン!!
『い、いくっ!!』
鬼鮫が朝ごはんと言った瞬間に
起き上がり扉をあけたちぇりであった。
鬼鮫は若干驚いたようだが、
「じゃ、行きましょうか」
そう言って、
二人はリビングに向かった。
「昨日は良く寝れましたか?」
『うん!!誰が運んでくれたの?』
「確か…飛段でしたね」
『そっか♪お礼いわなきゃね♪』
「でも、私も含め皆さんも運びたがってましたよ」
『そかぁ♪…あの部屋は?』
「あそこがこれからのちぇりさんの自室ですよ」
『そっかぁー♪』
「右隣はデイダラ、左隣はイタチさん、でしたよ」
『鬼鮫はなんでも知ってるんだねー!!』ニカッ
「い、いえ…」
一瞬鬼鮫の青い肌が、
ピンクに染まった気がした。
ちぇりは別にそう意を込めて
言ったわけではないが。。笑
『あそこのドア!?』
「そうですよ」
ガチャン!!
扉をあけると、
もう、みんな席についていた。
昨日は居なかった綺麗な女の人もいる。
机の前には座ってないが、
ソファにはサソリ。
顔だけにょきっと出してぽけーっとしてる
ゼツもいた。
『おはよー!!』
満面の笑顔で挨拶し、
空いてる席に座る。
「おはよー!!うん、昨日は寝れたか?」
『うん!!もう元気ハツラツだよー』
「朝から元気だな…」
おじいちゃんなカクズははぁとため息をつく。
皆もおはようと返したり、
良く寝れたか?とか言って、
朝からのほほん。
すると、、
「おはよう、あなたがちぇりね。私はコナン。よろしくね」
き、綺麗な人ぉ…//
『はっ、はいっ//』
顔を赤くしながら軽く頭をさげる。
「2週間ぶりだな、皆で朝飯を食べるのは。」
ペインがそう言うと、
「最近はノルマがおーすぎなんだよ!!」
と飛段が言う。
「すまないな、いつもありがとう」
朝の雰囲気、今のところほのぼの。
机に並んであるのは、
味噌汁、ごはん、目玉焼き、しゃけ、のり…
など典型的な朝ごはん。
鬼鮫が作った朝ごはん。