暁長編どりむ-七色一族編@

□ー出会いー
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『…もう、のまわず食わずで4日歩きづめかさすがにキツィなぁ…』



ちぇりは、


のまわず食わずで知らない道をただただ歩いていた。


奇跡的にもその道中忍びに出逢う事は無かった。







『…皆のためにもいきなきゃ!!…』


グゥウゥ〜



『……だめだぁ…』




ちぇりの一族、七色一族は

里とはかなりの距離があるために、

未だに近くに里がない。

忍とは言え、獣も食べる事が出来ない優しい子。


その場に座り込むちぇり。






『…はァ…食べないとチャクラも上手く練れなぃなぁ…』




そう呟くちぇり。


その時、近くから、

人の気配を感じ咄嗟にチャクラを消して隠れたちぇり。







『…みつかんなぃょぅにしなきゃ…』






スタスタスタ…

足音が近付く。



「もう、ビジューなんかいやしませんねぇ」

「まぁ、ゆっくり探せば良いだろう」

「団子1つもらえますかねぇ?」


「…仕方ない」








え!?


団子?


ぃ、ぃぃなぁ〜…


隠れたちぇりの前を二人の男が、

通り過ぎる時、


うん悪くちぇりの腹時計はなった。





グゥウゥ〜(´;ω;`)






ササッ…


すぐに身構える男二人。

だが身構えると言ってもちぇりを方を向く程度。


全くもって余裕。



『もー…うちのお腹の馬鹿!!』


小さい声で呟きながら自分のお腹を押さえるちぇり。



すると…
二人の男のうちの一人が口を動かす。




「誰か要るんだろう。出てこい」


『…』



ちぇりは悩んでいた。

出ていったら殺されるんではないかと。


感知タイプではないが、

大きなチャクラを持っているのは分かる


そう悩んでいると、




「…別に殺したりはしない」


そう言った。



すると…ちぇりは

意を決めそろ〜っと隠れていた処から

離れる。




ガサガサ…





『…こ、こんにちわ…』


目をつむりながら、

ぺこっと頭を下げる。




「…目を開けろ」


そう言われ、目を開けるちぇり。








う、うゎぁあ!!



かっ、かっこぃぃ…


すごい綺麗な顔…


もう一人は鮫だぁ…



『…』


「こんな処で何をしている?」

先ほどから喋っている一人が、

ちぇりにとう。





『…一族が殺されて…うちだけ生き残って…』


下を見ながら簡単に説明する。




すると…
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