猫life

□第7話
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《……寒い……》

ふわふわとした感覚の中、それだけはしっかりと感じた。

《…………》

何とか暖をとろうと体を小さくする。

しかし、ガタガタと体が震える体は止まってはくれない。

よく考えればお腹が空いているような気もした。

《……怖い……》

最終的にたどり着いた感情は恐怖。

必死に意識を保とうとするが次第に眠くなってきた。

《……まだ……まだ私は……――》







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