黒ノ書庫
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檻を開く君の鍵
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優しく笑う顔が.好きなんだ。
たとえ自分が分からなくなっても.
ソラが笑顔で居れるなら
構わないから
一緒に帰りたいなんて言わないさ
ソラがこの世界の.どこかで笑えたならば
それでいいから
助けたい。償いたいんだ
憚る者なんて俺が消してみせるよ
なんだってするさ
一番大切なソラが.泣かないように
笑えるように 俺は
ソラに全てを捧げるよ
闇に消えそうになっても
自分の存在が揺らいでも.
ソラの元に駆けつけるよ
だから
笑っていて
ソラの笑顔を見れたなら。
ほんの少しでも見れたのなら
俺は消えてもいいから
笑った顔が.見たいんだ…………
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