浮気男と女王様
□番犬と女王様…全8P
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顕らかに違う反応を示す躰。晴海が意地悪な笑みを浮かべ
「あいつにもこんな可愛い声聞かせたのか?」
と、囁き掛け。そのまま耳朶を含まれる。
やっぱり躰は違う反応を示し口からは鼻を抜けた甘い声が洩れ
それが自分の声だとは思えなく恥ずかしくて堪らない。
自分の躰が自分のものじゃない初めての感覚にどう対処すれば良いのか全く分からない。
「翔平、感じやすいんだな……可愛い。いつもは女王様なのに、今は俺の指と舌に喘いで……なぁ。あいつらにも見せたのこんな可愛い翔平?」
「…て無い。波瀬の……は気持ち…悪かっ……たから……」
切れ切れの言葉で真実を口にした、それを聞き取れたかの確認は直ぐに出来た。
「へぇ〜、じゃぁ俺が触ってるからこんなに反応してんのか……」
その通り何だが口にされ確認すると妙に恥ずかしい。事実だからこそ恥ずかしいのか?
「態々口にするな」
「どうして?俺が触ってるから翔平の躰はこんなに可愛い反応してくれているんだろ。どんだけ可愛いく感じているか伝えないと翔平に失礼じゃん」
「そういう事は胸の中だけで思っていれば良い」
――そうじゃないと、言葉だけで可笑しくなりそうだ。
俺の気持ちもお構い無く晴海は反応を示す俺の全てを言葉にして行く。
ゆっくり
ゆっくり
爪を沈めて行く様に俺に晴海を刻み付け続ける。
「翔平の乳首、唾液に塗れていやらしい。すんげぇ硬く為ってるし」
チュウっと吸い付き、硬く尖ったそこに歯を立てられ躰にビリビリと痺れが走る。
もうどれだけそこを晴海の舌と口内に嬲られ続けているのか分からない。
口内に含まれていないもう一つの硬い尖りは晴海の指が我が物顔で捏ね繰り回しそんなに執拗に攻められてはその内取れてしまうんでは無いかと思えて来る程でそれが気持ち良く感じ、喘いでしまう自分の痴態が羞恥を煽る。