暁の蒼い薔薇
□#03 食堂=戦場 この方程式可笑しくないですか!!?
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『Mr.任●堂ぉぉおぉ!!?』
はい、只今中庭を散策中のレイです!
いやぁ、此処の中庭は綺麗だねぇ!…みたいなノリで歩いてたら帽子を見つけました!
ええ、赤くて変な形で真ん中に“M”って書いてあるかの有名な…。
はい、そこで出た言葉はもうお分かりでしょう。
分からなかった方はこのページ冒頭に戻ってみよう!
これで皆さんお分かりだね?
そこに居たのは……マr
「そうさ、この俺があの有名で何度もピーチ姫を危機から救い出したキノコ王国の英雄、マリオだ!」
『人の言葉を横取りしないでください…』
マリオ「すまんすまん。…で?」
『は?』
マリオ「お前の名前は何かと聞いているんだ。初対面で名乗らない阿保がいるかぁ!」
うわ、いきなり怒られたよ。
『レイ、です」
マリオ「おお、君が今この邸内で噂になってるマツタケか!」
『はい?今何と?』
マリオ「マツタケ…じゃないのか?」
『私は茸ですか。…レイです、レイ』
マリオ「レイか。それでは君がこのスマブラ邸に来た新入りの剣士か?」
『そうです…ぅ?』
マリオ「……は?」
『ちょっ、ま、ま、待って!!Mr.任●堂がいるって事は…此処、2次元!!?』
マリオ「今更何を言い出すかと思いきや…知らなかったのか?」
『うわっ、どうしよう。トリップしちゃった…!』
マリオ「…………(汗」
『トリップなんてお話の中だけだと思ってたのに!』
マリオ「いや、現に此処はお話の世界だろ。管理人の妄想の中と言うべきか」
『裏情報ストップ!』
マリオ「いや、裏も表もないだろ」
『…まあ、いっか!来ちゃった以上どうしようも無いからねっ!』
マリオ「…ころころ変わる奴だな」
『あっ、マリオさん有難うございます!』
マリオ「いや、俺は何もしていないy「それではっ!また会いましょう!」……無視するな」
マリオはスキップしながら走り去る剣士服の少女を見て呟く。
マリオ「つくづく変な奴だ。…それにしても、
あいつ、誰かに似てるな」