恋と猿人

□#03 そして、初デート
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エミル 「あっ!逆三だ!」

逆三 「待ったか?」

エミル 「ううん。今来た所」

逆三 「そうか」

猿人 「おっ、いい感じだな」

逆三 「黙れ、猿

猿人 「私は決して猿では無い!!」

逆三 「猿も猿人も同じ様なもんだろ」

猿人 「違う!!猿と猿人では似ている様で全く違う者なのだぁっ!!!」

逆三 「エミル、行こうか

エミル 「……そうだね;」

猿人 「のわぁっ!!この私を置いて行くなんて…非常識にも程があるぞ!」

逆三 「あれっ、可笑しいね。後ろから声が聞こえるのは気のせいかなぁ?」

猿人 「私の扱いが酷いぞ」

逆三 「…エミル、何か聞こえないか?」

エミル 「うん。何かこの世の者とは思いがたい声がするよ」

逆三 「……まさか、地球外生命体か!!?」

猿人 「私は宇宙人か。

逆三 「あぁ〜寒気がするのは何故だ?」

エミル 「ねぇ、怖いから早く行かない?」

逆三 「そうだな」

猿人 「私はどうなるのだぁっ!!?」

逆三 「……………………さあな(笑)」

猿人 「言い出した君が知らなくて他に誰が知っているとでも言うのだ!?」

逆三 「時の女神様なら知ってるだろう」

猿人 「非現実的だな」

逆三 「じゃあ、他に誰がいるのか言ってみろ」

猿人 「………」

逆三 「この勝負、俺の勝ちだな」

猿人 「勝負だったのか、これ」

逆三 「ああ。今決めた

猿人 「何をかっt「エミル、行こう」……覚えておきたまえ(黒笑」


そのとき既に、二人の姿はどこにも無かった…。


猿人 「くそっ、あの二人…逃げ足は速いな」
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