short:)89
□ぶれいん
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「なまえ、そこにあるビンとってくれる?」
『これ?』
「うん、そう。ありがとう(にこ)」
あたしと隼太は同棲中。
というわけではなく、
大和が急にパジャマパーティしたいとか言い出したから始まったこのお泊り会。
メンバーはあたしと隼太と大和と俊介。
2人はあたしが隼太のこと好きって知ってるからもしかしたら気い使ってくれたのかもしれない。
ちなみに2人は買い出しに行ってからくるので、今はまだ2人きりなわけ。
でもさ、この天才隼太くんと2人きりでも何も起こらないよ。
しかも隼太にいたっては料理作り出しちゃってるからね。
あたしが作るって言ったのに、
「なまえ は今日はお客さんだからね」
なんて笑顔で言われちゃったもんだから、あたしはしかたなく手伝いに変更。
「…なんかさ、こうしてると、カップルみたいだね」
『は!?』
「え?(笑) 、なんかごめん(笑)」
『いや、全然悪くないんだけど…!///』
び、びびったー!
君、行動が読めなすぎるよ!!!
すると、このタイミングで
《ぴんぽーん》
「お、来たかな。ちょっとなまえでてもらってもいい?」
『う、うん!』
(がちゃ)
『はーい…』
…やっぱり。
0.7「「(にやにや)」」
やめてよね、その顔。
『っ、早くはいらないと閉めるよ!』
7「へーい、お邪魔しまーす」
0「お邪魔しまーす!!!」
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