short:)89
□俺なりの
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「鳥谷はさー、ちゃんとなまえのこと好きなわけー?」
「・・・は?」
親友(一応)の青木が彼女の桃花を連れてやってきたかと思うと突然俺に質問ふっかけてきた。
当たり前すぎる質問におもわず は?と答えると青木は少し不満そうな顔をした。
「うん、それあたしも思った。鳥谷君はなまえのこと好きそうにみえない。」
「……好きじゃなかったら付き合わないんだけど。」
「だーかーらー、みてるほうにそれが伝わってこないんだって!」
「なまえも不安がってると思うよ?」
「・・・」
「好きだよ、とか、いってる?」
「言ってる。」
「ちゅーとかもしてるの?」
「それはあいつが恥ずかしがってできないんだけど」
「・・・、大丈夫か。お前ら、確かもうすぐ1年たつよな?」
「…俺は青木みたいなやつじゃないからさ。」
「な・・・!俺がなんでってんだよー!」
「べつに、なまえが拒むのに、無理やりできないし。」
「ふーん…。女の子の気持ちは、ねえ##NAME3##どうなの?」
「どう…って、そりゃ好きだったらちゅーだってしたいし……」
「だってさ。」
「……(いやでもあいつが俺のこと嫌いってことはありえないからなー)」
「まあ鳥谷が好きってことはわかったからいいや。頑張れ!」
「でも愛情が伝わんないよ!」
「なんだよそのてきとーな感じ・・。」
正直、青木と桃花は付き合って3ヶ月だけど、もうキスもそれ以上も終わってる。
(青木談)
なのに、1年たつ俺らがキスもなしってのはちょっと…と思うけど…
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