虎のプリンセス

□なにいってんですか!
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前回の取材から一ヶ月がたち、
今はもう六月。





そんなある日の練習中のできごと。





1「おう葵。雑誌みた。」


『あ、堂林くんとの奴ですか?』


1「うん」


『ありがとうございます!』


1「おう。仲良いな、お前ら」


『べつに、特に良いわけじゃないですよ!ただライバルなんで』


1「ライバル、ねえ。」


『いつか三遊間組みたいとか言って』


1「三遊間…。」


『それはどっちかが移籍しなきゃなんないですもんねー!』



1「俺がいなくなれば、葵も平野さんと二遊間組めるのにな」



『ちょ…何言ってんですか鳥谷さん』



1「FAもあるし、なぁ」



『いやですよ!!!鳥谷さんいなくなったら、』


1「そしたら葵がレギュラー争いできるぞ」


『いやです!!』


1「でもさー、俺いたらいつまでも若いのが『鳥谷さんいなくなったら、』……え…?」


『鳥谷さんいなくなったら、あたしどうすればいいんですか…っ』


1「え、」


『鳥谷さんいなくなったら、いやです!!』


「葵…」


『いつか自力で、鳥谷さんをギャフンと言わせますから…!』


「(ギャフン…)」


『だからそれまで待っててください…』


「……葵…」



『いなくなる、なんて絶対言わないでください…!!』


「…おう」



『いつか鳥谷さんを、こえますから!!』


「待ってる」


『はい!!』

















14「なぁ、なんであいつらあんなシリアスな雰囲気なったり葵がトリに勝負挑んでるみたいな雰囲気なってるん?」


5「それは俺の奪い合いだよ能見。」


14「平野…まぁ間違ってはないと思うけど」































(T_T)(T_T)(T_T)


gdgdでごめんなさい!
鳥谷さん残留してほしいですー!!(;o;)













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