進め!

□戦闘開始!
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受け付けのお姉さんにそれぞれ部屋の鍵を渡されてあの三人組と別れた。

ちなみに私は2208号室、ゴンの隣!






「あいつらが洗礼を受けた連中なんだろうな。」


『たぶんね。』

「何も知らずにここに来てたら俺達もああなってたってことか。」

『まあ私は平気だったろうけど!』

「名無しがもう念を使えるなんてビックリしたよ。」

「何で言ってくれなかったんだよ!」

『だってキルアはともかくゴンはまだ裏試験あったから、教えるのはズルいかなーって。』

「うん、俺はこれで良かったよ!」

「…まあ、そうだけど…。」

『ぶっちゃけると私、人に物を教えたり出来ないからなんだけど!』

「ほんとお前はつかえねー奴だな!!」

『そんなことないし!』



ああ、最近どんどんキルアが生意気になっていく…!




「あ、部屋ここじゃない?」


『だね!』



取りあえず一番近いゴンの部屋にみんなで入る。


「うわー、広いねー!」


ええ!ここで一人部屋なの!?
超広い…。


「おいゴン、名無し!」



キルアがテレビを指差して私達を呼ぶ。


見ると、テレビには私が読めない字(ハンター語)で何か書いてあった。


「はやっ!
11日っつったら明日じゃねーか。」

『ねー、これ何て書いて「!」



またか!キルアってもしかして私のこと空気扱いしてる!?




「たぶん明日は勝てない。
でもいいんだ。早く実感してみたいんだ。
この力で一体どんなことができるのか。」

「……………………………。」



…何のことかさっぱりだよ!


『二人ともー、これ何て書いてあるの?』

「あ、そっか。名無しは読めないんだったね。」

「ゴンの戦闘日が明日3時からに決まったんだよ。」

『明日!?早くない?』

「だからそう言ってんだろ。」













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