進め!

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『だから、そこを左に曲がって、一番細い道を通ってまた左に曲がったとこだってば!』


「うーん
ほんとにそこだったのかい?」


『ほんとだよっ!』



何で信じてくれないんだよー!


ゴンとキルアが戻ってくるのをヒソカと一緒に待つことになり、暇だから私がこの前見た衝撃的なことを話してた。

なのに、全然信じてくれないの!

「気のせいじゃなくて?」

『なわけないでしょ!!』



もー、こいつとは話が合わない!
まあヒソカと話が合わなくてもまったく困らないんだけど。




「!」


『あ、来た!』


ヒソカが急にオーラを出したと思ったら、通路の向こうにオーラを纏ったゴンとキルア。

良かった!間に合ったんだ!


「200階クラスへようこそ
洗礼は受けずにすみそうだね
君が天空闘技場に来た理由は想像できる
ここで鍛えてから僕と戦うつもりだったんだろ?」


「まさかそっちから現れるとは思わなかったよ。
手間がはぶけた。」


うんうん、いるとは思わなかったよね〜。
ストーカーしてまでさ。


「くっくく
纏を覚えたくらいでいい気になるなよ
念は奥が深い
はっきり言って今の君と戦う気は全くない
だが、このクラスで一度でも勝つことができたら相手になろう


上から目線!
まあ実力は上だけど!




そう言ってヒソカが去った後、私はゴン達に駆け寄った。


『覚えるのはやくない!?』

「そーか?思ったより簡単だったぞ。」

「うん。ウイングさんの教えかたが良かったんだよね!」

『ゴンとキルアの差。
キルアはほんと生意気だよね!』

「はあ?」

『あ!そうだ、聞いてよ!
ヒソカがね、私の話全然信じてくれないの!』

「何の話?」

『ハンター試験直後に、幽霊見たって話!』

「お前、幽霊なんか信じてんのかよ!?」

『え、いないの!?』

「いるわけねーだろ!」

『だって私見たもん!』

「気のせいだっつーの。
馬鹿だからな。」

『馬鹿じゃないし!』

「まあまあ二人とも。」
















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