進め!

□自由時間
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「残った42名の諸君にあらためてあいさつしとこうかの。
わしが今回のハンター試験審査委員会代表責任者のネテロである」


「次の目的地へは明日の朝8時到着予定です。
こちらから連絡するまで各自自由に時間をお使い下さい」


「ゴン!!飛行船の中探検しようぜ!!」

「うん!!」

「名無しもいこーぜ!」

『あ、私はいいや!』





クラピカ達にも別れを告げて、私は一人で歩いていた。
出来るだけ人が少ない所で寝たいから。


このあたりでいいかな〜。

あ、ヒソカいるし…。だから人少なかったのか…。
…見つからないように、そーっと…。

「おや名無しじゃないか

『げっ!!見つかった!!』

「こっちにおいで

『イ、ヤ、だ!』

そう言って逃げようとしたら、急にヒソカのとなりにすいよせられた。

『ちょ、念使うのはナシでしょ!?』

「アリだよ君も念、使えるんだろう?」

『まあ…』

「やっぱりいつか手合わせ願いたいね

『だが断る』



『てか、何で呼んだの?』

「ヒマだから、一緒にトランプしようと思って

『ふざけんな!!一人でタワーでも作ってろ!』

「そんなこといわないで一緒に作ろうよじゃないと念をとらないよ

『強制じゃーん!!』











『……』

何で…うまくできないんだ!ヒソカはすごくうまいのに…!
コツとかあるのかな…。

ヒソカを見ていると、ヒソカが口をひらいた。

「そんなに見つめられると欲情しちゃうじゃないか

『黙れ変態。私はただ…』

「ただ…?」

『ヒ、ヒソカのことを(タワーがうまくて)少しだけすごいなーって思っただけ!』

「!!ククク…君は本当に可愛いなぁ…


『!』

ヒソカは私を引っ張り自分の膝の上にのせ、後から抱きしめてきた。

『ちょ、はなせ!!』

「ヤダ …君、腰細いね

『さわんなぁっ///!!』

「照れてるのかい?」

『!ちがっ…』

「図星へぇー意外とシャイなのか…

『いいからはなせ!!じゃないと嫌いになるぞ!!』

「んー…それは困るな…

ヒソカがゆっくりと腰をはなす。

『ハァ…解放された…』

私はすぐに膝からおりて、立ち上がった。

『んじゃ、私行くからね!!』

「もう行ってしまうのかい?」

『当たり前!!』




















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