進め!
□2次試験後半
1ページ/3ページ
「終ー了ォー!」
『えぇー…どうやったらあんなに食べられるの!?』
「やっぱりハンターってすごい人達ばかりなんだね」
「ああはなりたくないけどな」
『確かに…』
ブハラさんは、私達受験者が持ってきたブタを全部食べた。すごい…。
「ま、仕方ないわね。
ブタの丸焼き料理審査!!70名が通過!!」
ブハラさん70頭も食べたのかよ!!
「2次試験後半、あたしのメニューは…スシよ!!」
!ラッキー!!スシって、あのスシだよね!?
…スシっていえば昔師匠と…
「名無し、スシを作ってください」
『え、私作ったこと無いんですけど…』
「いいから早く作ってください」
『え〜でも…』
「はい?」
『イマスグツクッテキマス』
『…できました〜』
「遅い」
『ボソッ(人に作らせておいて…』
「え?」
『何でもないです☆』
「では…」
モグモグ…
「マッズ…」
『えぇっ!?』
「こんなものを私が食べると思いますか?」
『いや、だから作ったこと無いって言ったでしょ!?』
「うるさいです。…名無し、あなたには今日から、私が満足するスシが作れるまで毎日修行してもらいます。」
『えっ!ちょっと待ってください!』
「いやです。口答えしないでください」
ってこともあったな〜。あの時はスシ職人に弟子入りさせられたっけ…。
「あんたも早く作った方がいいわよ!」
『あ、そうだった!ありがとうございます!!』
思い出にひたってる場合じゃなかった!
調理場に行くと、何故か誰もいなかった。
みんな魚取りに行ったのかなぁ…。
うーん、じゃあ私は卵で作ろっかな。混んでそうだから。
うん、そうしよっと!
.