進め!
□1次試験開始A
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トンパさんと別れて辺りを見回すと、見覚えのある頭があった。
『あれ、もしかしてハンゾー?』
「おっ。名無しじゃねーか!久しぶりだな!!」
『うん、久しぶり!!』
やっぱりハンゾーだった。
ここでジャポンの知り合いに会うとは思ってなかった。
「お前がハンター試験受けるとは思わなかったぜ。」
『私もハンゾーが受けるとは思わなかったよ〜。』
「幻の巻物を探す為にな。」
『へー!見つかるといいね!…ボソッ(ハンゾーには無理じゃね?』
「聞こえてんぞ。…ったく、相変わらずって感じだな…。ボソッ(黙ってりゃーマトモなのによ…」
『なんだとコノヤロウ』
実は若干仲が悪かったりする。
「ぎゃあぁ〜!」
「『!』」
「アーラ不思議◆
腕が消えちゃった」
『うへぇ…。何あのアブナイ奴…』
「奇術師ヒソカ…聞いた話じゃ、去年試験官を半殺しにしたらしい…。」
『え、マジ!?そんな奴もいるのか…。極力関わらないようにしようっと。』
ジリリリリリリリ
どうやら、始まるみたいだ。
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