本家のあまのじゃく
□過去の記憶2
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夜、いつもはあまり通らない道を歩いていたら、遠くに2つの影。
あれは、カラスと牛鬼?
『何やってんだ?』
「名無し。いや、カラス天狗が雪女に凍らされてな。」
「肺まで凍ったぞ!!」
『また余計なこと言ったのか?雪麗さん容赦ねーもんな。』
「原因は総大将が人と交わろうなどと考えておられるからだ!」
『え、マジで?』
「ああ。」
『相手が可哀想だな。』
「………お前は総大将のどこが不満なのだ?」
『どこっつーか、色々無理って感じ?』
「「………………………………。」」
『んじゃ、俺は行くぜ。』
「少しくらい組のみんなに顔を出したらどうだ。」
『パース。めんどい。』
「ハァ…。」
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