本家のあまのじゃく
□妖怪・犬神
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『あ、おはよ〜河童』
四国の妖怪が奴良組に攻撃をしかけて来るから、学校に護衛を配置しよう!ってことになった。
屋上に行ってみたら、河童が携帯を閉じた所だった。
「名無し、何で朝から屋上に来るの?」
『サボり。授業なんてやってらんないよ。もう何歳だと思ってんのさ』
「まあ、妖怪に学校は必要ないね〜」
『だよね。若が来るから来るけど』
***
時間は過ぎてお昼――
「リクオ様!どーですか!?お味は!?」
「雪女…お前毎朝それ作ってきてんのか」
「あたり前でしょ?」
「そして名無しはいつもその量食ってんの?」
『うん。さすがに学校だから控えめにしなきゃと思ってね〜』
「「「控えめ…」」」
「あ、若 生徒達が体育館に移動してますよ」
「え!?あっ…しまった!今日は一時から生徒会選挙演説の応援があったんだった!!」
『マジですか』
「何ですかそれ!?」
「行こう!」
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