本家のあまのじゃく
□四国八十八鬼夜行
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今日は授業が終わるのが遅かったから、部活に出ないで先に帰る許可をもらった。きっと部活に出たら、帰る頃には変化しちゃうと思う。
ま、護衛が増えたから大丈夫でしょ。
『ただいま〜』
「あれ?名無し?」
『お〜馬頭丸〜』
「おめー1人か?」
『うん。今日は遅くなりそうだったから』
「あ、名無しって、あまのじゃくだっけか」
『そうだよ。
あれ?そういえば、カラス天狗は?』
「あいつなら、総大将が消えたとかでさわいでたぜ」
『ふ〜ん』
「…お前はあいつみたいにあせんねーのかよ」
『たぶん、大丈夫だと思うよ?
そんなことより、お腹すいた〜!!!』
「そんなこと…」
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