本家のあまのじゃく
□夜の探索に出る
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「見ろ!!あれを!!」
オレ達は今、捩目山を探索してる。
氷麗はまわりをキョロキョロしていて落ち着きない。
「!リクオ様、あぶなーい!!」
そう叫んで、氷麗が若を崖の下に突き落とした。
うっわ…。痛そう…。
その後も氷麗は頑張りすぎて空回りばかりだった。
「おや…別れ道だ…どっちに行ったらいいかな〜」
「左だと思います…」
「ボクは…右だなぁ…
じゃあ、二手に別れるか…」
…様子が変だ…。
「えっ!?あ!氷麗!島君を追って!!」
『オレは若について行きます!』
***
「早く氷麗の方に行かなくちゃ!」
『そーですね。』
清継にはすぐ追い付き、若がすごい強引に気絶させた。
『…え、あれって、』
「氷麗!?」
氷麗の方に来ると、牛頭丸っぽいのと戦っていた。てか、牛頭丸と。
って、あ!
『若!オレは島を追ってきます!』
***
本当ならオレだって若の側で若を守る為に戦いたい。けど、鯉伴様との約束で、今回は戦えない。
オレの力がなくても大丈夫な時は、手を出さない。
『お、島見っけ。』
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