本家のあまのじゃく

□捩目山に留まる
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新幹線で捩目山に向かう途中―

「そう言えばさー今日、名無しちゃんは?」

「あ、名無しは用事があるから、かわりに途中から双子のお兄さんが来るって!!」

「ああ!旧校舎探索の時に来てくれた!」

「え、名無しちゃんって、双子なんだ!?」

「どんな人?」

「名無しとは似てないんだけど、超イケメン!!」

「マジ!?あ、さてはカナ、惚れた!?」

「そ、そんなんじゃないわよっ!!」

「(…これでいいんだよね?)」

「(バッチリです!若!)」






















******

梅若丸のほこら発見後―

「あっ!懐古君!(良かった、名無しちゃんとこれて…)」

『どーも』


リクオ様達を見つけて声をかけると、巻さん達が目を見開いていた。
あ、花開院さんいる…。仲良くなりたいけど、この姿はちょっとな〜。


「あなたが名無しちゃんの双子のお兄さん!?」

「スッゴいイケメンじゃん!!」

「よく一人でここに来れましたね…。」

『え、フツーに来れたけど?』

「当たり前じゃない!」

「お、及川さん?」

氷麗どうした!!みんなびっくりしてるよ…。

『あー…オレと名無しと氷麗は幼なじみなんだ』

「そうなの!?」

「そう言えば仲良さそうだったもんな〜。」

「そ、そうよ!」

「いーなー。羨ましい!!」

「オ、オホホホ!!」

『ところで今みんな何やってたの?』

「ああ!そうだった!丁度ボクの別荘に入ろうと思ってたんだよ!」



















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