本家のあまのじゃく
□義兄弟に怒られる
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『ただいま〜』
「ただいまー」
「やっと帰ったかリクオ!!お前 まーた学校なんぞに行っとったんか!」
「…あたり前でしょ?
中学生なんだから」
「あのなあ…
お前はワシの孫!
妖怪一家を継ぎ
悪の限りをつくす男にならんかー!!」
「断る」
あ〜総大将もこりないなぁ…。何度言ってもリクオ様の返事は変わらないのに…。
「あ 若
おかえりなさいまし―――」
「ん?」
『あー!お菓子!!私も食べるぅー!!!』
「じーちゃん!?
またどっかから盗んだの!?
悪行はほどほどにって言ってるじゃないか!!」
「違いますよリクオ様…
おみやげですよ。
久々に……
鴆一派の鴆様が来てらっしゃるんですよ。
って名無し食うの早っ!!もうないし!!」
『だってお腹すいてたんだもん。』
「ボク、鴆さんのトコ行ってくるね!」
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