進め!
□受付完了
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「彼ら…使えるみたいだね…。」
「そうだね。」
後ろから声が聞こえて、振り返るとガスマスク的な奴と能面みたいな奴と車椅子の奴が私達をジロジロ見ていた。
『何だろ、あいつら。』
「ほっとこうよ、行こう。」
「ああ。」
そうだ、制限時間があったんだった!
受け付けに行くと、さっきとは別のお姉さんが説明してくれた。
「200階クラスへようこそ。
こちらに登録の署名をお願いいたします。
早速参戦の申し込みみなさいますか?」
「え?」
「このクラスは申告戦闘制といいまして90日の戦闘準備期間を用意してございます。
その間であれば戦いたい日に戦っていただけるシステムなのです。
もちろん毎日戦ってもらっても結構ですし期間内ギリギリまで戦わなくても問題はありません。
一度戦闘を行えばまた90日の準備期間が与えられます。
ただし期間内に戦闘が行われませんと即失格となり登録が抹消されてしまいますので御注意下さい。」
面倒臭いのか楽なのかよく分かんないシステムだね!
「一度戦えばってことは…
このクラスは何回も戦うの?」
「このクラスをクリアするには10勝が必要となります。
しかし10勝する前に4敗してしまいますとこれまた失格となります。
晴れて10勝いたしますと、フロアマスターに挑戦することができます!!」
『フロアマスター?』
「フロアマスターとは21名の最高位闘士のこと!
230階から250階まで各フロアをそれぞれたった一人の闘士が占有しています!
もうおわかりですね?
フロアマスターに挑戦して勝てばその瞬間からあなたがその階の支配者となれるのです!!」
「そんだけ?」
「もちろん違いますとも!
フロアマスターになればなんと!!
2年に一度最上階で開かれる格闘家の祭典!!
バトルオリンピアに出場する権利が得られるのです!!」
凄い…のかもしれないけど、私は興味が無いかなぁ。
多分ゴンとキルアも…。
「そんなことよりさ、最上階には他に何かないの?」
「そんなこと!?」
あーあ、お姉さん、衝撃受けてる。
後ちょっとだけ怒ってる。
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