本家のあまのじゃく
□捩目山に留まる
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別荘の中は、結構豪華だった。
「この奥が温泉だよ。女の子達…先に入るがいい。」
「さっそく入ろう!!」
巻さん達が温泉に向かい、オレと若と氷麗と清継と島だけになった。…氷麗は行かないのか…。
「ではさっそく妖怪探索に行こうじゃないか!!」
「ちょっと…待ってよ!!行かない方がいいよ!!」
「止めても無駄だよ!!」
「どうしても行くなら…ボクも行く!!」
「だったら私も行きます!!」
『じゃあオレも』
「(氷麗!?名無し!?)」
「(若を危ない目にあわせられません!)」
『(オレ達は若の側近ですから。)』
***その頃の女子***
「あー!来て良かったー!妖怪とか全然興味ないけど、この別荘気に入っちゃったー!イケメンのお兄さんにも会えたしぃー!!!」
「ねー!超カッコよかった!」
「確かに…。背も高かったですし。」
「やっぱりゆらちゃんもそう思う!?」
「はい。」
「カナは!?」
「えっ!?えっと、クールっぽい感じがいいと思う…。」
「だよね!!まわりにあんな人いないもんねー!」
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