君が欲しい


□渡されたメアド...
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校舎裏まで引っ張て連れて来られた。



今の状況が理解できない。



ーなっなんでこんなことに

なってるのぉ?ー



ピタッと足を止める次郎くん。



ホッとして ふぅ と深呼吸をし

次郎のほうをみる。



『次郎くん?』



首を傾げて見ると

次郎くんがいきなり覆いかぶさり

噛み付くように唇を重ねてくる。



『ちょ…次…じ…ろぅくん』



一生懸命、次郎くんの胸を押し

重ねられる唇を離そうと

試みるが全然離れない。



そんな私を見て

次郎くんが少し開かれている

唇をこじ開け口の中に

舌を侵入させる。



変な感覚。



ゾクゾクに近い感覚。



舌を上手くつかい歯をなぞって

みたり舌を絡ませたりしてくる。



すごい強引…










士郎は優しく

まるで宝物を扱うかのように

キスをしてくる。



こんな吸い取られてしまうような

キスは初めてだ。





涙が出てくる。
















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