詩
□24hours
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夜明けを知らせる陽が昇る
24時間という短い戦いの時間が
いつ終わるとも分からない戦いの時間が
この星に生をうけ
16年間生きてきた
140160時間生きてきた
毎日が必死で
毎秒が必死で
ずっと走ってきた
ふと後ろを振り替えると
歌詞に出てくるような道はなく
小石の転がる
木々の生い茂った
鬱蒼とした道だけ
それは紛れもなく自分の道で
24×365×16時間歩き続けてきた道で
五歩前の道なんて見えていない
五歩先の道も見えない
足元を照らすのは頭上に輝く月と太陽
誰にも会えないこの道で
とりあえず走る
24hours
とりあえず1日終わるまで走ってみる
いつ倒れるか分からない
倒れる一歩前まで走り続けよう
倒れたらもう一歩も進めないところまで。