詩
□journey
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虚無という名の夢を抱き
僕は一人で旅に出る
霧に隠された理想郷(ユートピア)へと
夢がないと
かわいげないと
言われ続け
僕のココロは壊れていった
壊れた箇所を
理想で埋め
自分を見失わないことに
必死だった
あの頃の僕は
何を考えて
何をしていたんだろう
もう忘れてしまった
遠い過去の記憶なんか捨て
現在(いま)の僕を生きる
過ぎてしまったことは
変えられぬ
過去に僕を貶した者たちを
見返すために
僕は旅に出る
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