01/12の日記
14:46
夢(続きというか小ネタ)
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「さて…ただ起こしにきただけの俺を変態呼ばわりした挙げ句、問答無用で枕を投げつけてくれやがった理由をお聞かせ願おうか高杉君。」
現在、万事屋のリビングでは銀時と高杉が向かい合って座っていた。
「…別に、大した事じゃねェ。」
「おい、人に枕投げつけといて大した事じゃねぇで済むわけねーだろ。」
「うるせェな、夢がちょっと‥アレだったんだよ。」
「アレって何だ、どう考えても俺は悪くねーぞコラ。言わない限り朝飯は無いと思え。」
「…」
その時、
「おはようございまーす!」
新八の元気な声が響いた。
「あ、銀さんに高杉さん、おはようございます。今朝は早かったんですね、どうかしたんですか?」
すると高杉は口を開いた。
「新八、銀時が朝飯をくれねェ。」
「え!?」
「違うからね!俺に枕を投げつける程の夢の内容を言えって言ってるだけだからね!」
銀時の台詞に新八は首を横に振る。
「そんな夢くらいで朝ごはん無しなんて可哀想ですよ、言いたくない夢の一つや二つあるでしょ。高杉さん大した物は作れませんが僕が作ります、少し待ってて下さいね。」
「悪いな、握り飯と漬物がありゃ十分だ。茶くらいは自分でいれる。」
「あ、そういえば梅干し美味しいのもらったんですよ。昔ながらの酸っぱいけど美味しいやつ、胡瓜のピリ辛漬もありますから食べませんか?」
まるで餌につられて飼い主についていく猫の様に新八と台所に向かう高杉、まもなく楽しげな会話が聞こえる。
「無様だな、心が狭い故にそういう事になるのだ。我が弟弟子ながら嘆かわしい。」
「……。」
いつの間にかリビングの長椅子に勝手に座ってTVを眺めていた朧の頭を取り敢えず殴る銀時だった。
おわる
こんなネタしか浮かばなかったんです…
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