04/30の日記
12:50
「三つ巴戦」虚高と言うより虚&銀時&朧→高杉みたいな。
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「お前がジャンプ読む姿見るのも慣れてきたわ。」
安定のフリースペースで茶を飲みながら、銀時は奪われたジャンプと高杉を恨めしそうに眺める。
「出番がある以上、確認しておかねェとな。テメェが妙な真似してねェか、俺が前回みたくいじられてねェか…確認しなきゃならねェ。奴ら編集で直ぐ出汁に使いやがるからな…」
高杉は端から端に目を光らせる。
「ギャグ扱いされんのがそんな嫌か?お前はやれば出来る子だよ?3Zを思い出せ。」
「あっちはあっち、此方は此方だ。」
その時、
「やあ、銀時に晋助。つい来てしまった。」
虚=松陽が現れた。
「おいおい、勘弁してくれよ。アンタまだ何かしら出番残ってんだろ?いじりにくいから安易に来ないでくれる?」
「つれない事言わないで下さい、出番と言っても身体の一部だけじゃないですか。晋助に会いたかったんです。」
「そうか、なら本編待たずに今此処で殺して構わねェな?」
ジャンプを置いて立ち上がる高杉。
「駄目ですよ!?会いたかったって言ってるのに何で殺し合わなきゃならないんですか!」
「早く決着つけてェから会いたかったんだろ?」
二日酔いで倒れる銀時を見るような死んだ目で虚を見る高杉。
「そんな生ゴミ見るような目で見なくても…」
「オイ、ちょっと待て。つまり二日酔いの俺は高杉に生ゴミ同然で見られてるって事か。」
すっかり空気だった銀時の呟きに高杉は無言だ。
「ねぇ高杉君、聞いてる?」
「うるせェ、さっさと虚追い出せ。」
「何で私にそんな塩対応なんですか!此方でくらい仲良くしましょうよ!」
「俺は先生と朧以外認めねェ。」
「私と先生は一緒ですよ!と言うかいつの間にか朧とは打ち解けたんですね。」
「彼奴は、先生の為に命をかけて戦った…自慢の兄弟子だ。」
「晋助、騙されちゃいけません。朧はああ見えて策士も良いとこ…私から晋助を奪おうと本編の合間に日夜作戦を考えていたのを知ってますからね私。」
「つーか…それ以前に此処は基本銀高なんだけど。解ってる?」
「ギンコウ?そんなものに用はありません。」
「誰が銀行だ!ぎ・ん・た・か・だって言ってんの!!つか俺が何も言わないのを言い事に、ちょいちょい朧とか坂本とか俺以外が高杉狙ってんだけど!」
「其れで約11年も続いたんなら、そろそろ代わってくれても良いじゃないですか!」
「どおいう理屈だ!11年も続いたら寧ろ結婚ものだろーが!」
言い合う虚と銀時を眺める高杉。
すると…
「此処にいたのか高杉。美味い朧豆腐を持ってきた、食べてくれないか。」
朧がやって来た。
「あァ、有難く頂くぜ朧。」
高杉と朧の和やかなやり取りに銀時と虚は意気投合し、暫く朧を交えての三つ巴戦となったのだった。
おわる
リクエスト有難うございました!
フシビ 拝
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