小説 弐

□幻街道
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夢を見たのは久しぶりだったかもしれない。



普段から昼夜問わず動きまわる鬼兵隊で高杉は熟睡するという事が殆どない。


だから、極たまに眠る時に…見てしまう夢。


子供時代の夢、勿論他も有るが…



印象に残るのはいつだって、優しい様で酷い子供時代の夢だ。


最後にはあの人が死ぬ…あの夢だ。
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