小説 杉

□○○さん家の○○君:坂高篇
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まずは攘夷時代からいってみよう。




[桂視点]


高杉が最近、少し変だ。

どうかしたのだろうか…

「たまには庭に出んか?」


息抜きに、と庭に誘っても



「この本を貴様にかしてやろうか」



奴の好きそうな本を見せても、



いつも答えは同じ。



「……腰が痛てェ…」



乱れた着物のまま踞っている高杉。



坂本のやや強引な××が原因だろうか…。



「…お大事に。」



俺は答えに困る。






[銀時視点]



高杉が最近変だ、いや元からか。



「なぁ、どっか何か食いに行こうぜ。」



外に誘っても



「おいコレッ!ちょっ…高杉、見ろって!すげ…」



本(エロ本)を見せてやろうとしても。



いつも答えは同じ



「今、腰が痛ェんだよ…それどころじゃねェ…」


布団に踞ったままの高杉。



辰馬が原因だろうな。




「…お大事に。」



さらっと流す事に慣れたこの頃。
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