小説 集似

□俺の名字知ってます?
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「高杉は知っていたのか?」


「実は俺も勘で言ったら当たった。」


「仕方あるまい、銀時の名に対して坂田ではな…。」


勝手に評価を始めた二人に銀時が叫ぶ。


「テメー等!別に良いだろうが坂田でも!坂田銀時!しっくりきてんだろうが!」


「わかった、わかった。では、此れからは俺も坂田と呼ぼう。」


「まぁ…忘れねェ為にも、俺も坂田って呼ぶわ。文句ねェだろ?」


「え?坂田…で呼ぶの?」


銀時は一度押し黙ると…


「………銀時で良いです。」


真面目に、呟いた。





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