嘘喰い

正しいシュークリームの食べ方
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『んっ!お〜いし〜いっ!!』






今日は特にすることもなく
暇で暇で仕方がなかったので
斑目ファミリーのお家を訪ねることに






「でしょでしょ〜?

名無しさんちゃんが遊びに来るって聞いたから大急ぎで買いに行ったんだょ〜。はははっ。」


「……何恰も自分が買いに行ってきた感出してるんですか。


買いに行ったのは僕とマルコなんですからね。」




「でも梶ちゃん。

俺がその店知らなかったらこんなに美味しいケーキは食べれなかったんだよ?」



「む、まっ、まぁ確かにそうかもしれませんけど…。」





「今名無しさんが食べてるケーキマルコが選んだんだよっ!!」



『ホントにっ!?
スッゴく美味しいょっ。

ありがとう、マー君!』


「えへへっ…。」





「にしても本当に長い行列で、買うのに2時間位かかっちゃったんだよ。」


『え゛ぇっ!?

なんかゴメンっ、私全然そんなこと知らないでっ……』


「ううんっ!気にしないで!


むしろ名無しさんちゃんが遊びに来てくれてもの凄く嬉しいし、


それに

ほらっ…なんか…


こうやって会うの久しぶりだし……。」




『そう言われてみれば確かに。

最近全然会えてなかったね……。


ゴメンね、なんだか…』


「ははっ、だから名無しさんちゃんが謝る必要なんてこれっぽっちもないんだってば。」


『でもっ「今度謝ったらそのケーキ食べちゃうよ?」

『え〜っ!それはやだぁっ!』



イチャコラニャンニャン
(`・З・)σ{ケーキ!)(´∀`*)
キャッキャッキャッ!!








「…………。」
(⌒‐⌒)ムッ




「!………ば…、貘兄ちゃん?」








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