短編小説
□罪よりも罰
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「ッ、ヒッ!!やっ、アァァ!!」
首を傾げて、根岸は再び足に力を入れた。グリュ、と竿全体を潰されてしまい、茅ヶ崎はビクンと股を揺らす。
「…嘘はいけませんよ、茅ヶ崎課長」
「ヒヤッ、アアアッ‥ッぃヒ!!」
グリグリと靴の先端でペニスを押される。手に当たる靴の底も痛いが、ペニスへの刺激が大きい。
踏まれる度にビクビクと太腿が痙攣し、白濁を滲ませる。勢いを付けて踏まれれば、押し出されるように液が放たれた。
「…硬くなってるじゃないですか。先走りも溢れさせて…」
「ッアア、あっ、……ッンア!」
「見られて気持ちいいのでしょう?自慰を見られて嬉しいのでしょう?」
「や、ヤッ……違っ、ッゥン…!!」
否定して、首を振る度に、足の力を込められた。茅ヶ崎はヒクヒクと股を痙攣させて喘ぎを上げた。
「…ホント、駄目ですね」
「きひぃい!!」
グリュリと爪先で潰されて悲鳴が上がる。根岸は漸くペニスから靴を離した。
白い液が靴先から伸び、ペニスに繋がっている。綺麗に磨かれた黒い靴のためか、それは酷く卑猥だ。
「…ホント、駄目ですよ…茅ヶ崎課長」
中傷するように根岸は言い放ち、嘲笑うように続けた。
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