用語辞典

17件

【アニマの器 (あにまのうつわ)】
zenosaga本編のキーキャラクターの一人、ケイオスの能力そのもの。宇宙のフェイルセイフ。宇宙の意識の暴走の際、宇宙ごと吹き飛ばす能力であり、アニマはそれが発現した姿である。
遥か太古、マリアの能力、アニムスによって12に分断されるもののマリアは息絶え、その力、アニムスも集合的無意識領域、U・M・N(ウーヌス・ムンドゥス・ネットワーク)に拡散してしまった。
これを搭載することによってE・Sはゾハルを介してウ・ドゥからエネルギーを得、半永久的に起動することが可能となる。

【E.S (いーえす)】
E.S。Ein Sofの略。神なるモノを意味する。
アニマの器と呼ばれる特殊なエネルギー機関を搭載した人型機動兵器の総称。
操縦するためにアニマの器に対する適性がなければならず、万人に搭乗、操作できるものではない。
コクピットは単座型と複座型があり、パイロットとコ・パイロットにわけて操作する必要があるか否かである。
つまり機能特化しているならば単座型、汎用型ならば複座型、ということである。
計十二機存在しており、そのすべてが旧約聖書に登場するヘブライ人の族長、ヤコブの子の名前。
十三人存在するが、そのうち、ベニヤミンのみ、Zenosagaに登場しない。

【E・Sルベン (いーえするべん)】
ウヅキ・ジン専用機体。
全体的に装甲が薄く、軽量であり、機動力に優れる。
ただしその分防御力は低い。

これを操るジンは自らの攻防一体の二刀流剣術でカバーしている。

肩から後方へ二本の細い帯のようなものが流れているが、アクティブカウンターウェイトといって、宇宙空間で剣をふるうのに欠かせないものである。

射撃系統の武器はミサイル以外になく、そのミサイルも牽制、足止め程度の威力しか持たない。長刀一本拵、または長短、長刀二本拵のどれかを携帯している。

機体に所々帯があるが、これは補強のためのもので、それだけピーキーかつギリギリの調整であることを物語っている。

【A・G・W・S (えいぐす)】
人が搭乗して操る兵器ではあるものの、その形態は人型に限らず、人あらざるものと戦うために作りだされている。(仮想敵のことは後々詳しく記す)

主要稼働機関は転送型ジェネレーター。母艦、あるいは母機からの直接供給されるため、稼働時間に制限を持たない。これはA・M・W・Sにも共通する。

デュランダルに搭載されているA・M・W・SとA・G・W・Sは現在補助としてエルデカイザーの小型ジェネレータを搭載。母艦、母機が撃墜されても稼働することが可能。

【A・M・W・S (えいむす)】
母艦、護衛機等と連携し、目標を制圧する人型兵器システムの総称。

汎用性が高く、またコストもそれほどかからないため、勢力問わず実戦投入されている。

しかし単騎戦闘能力はE・Sとは比べるまでもなく、実力があるのならばだが、生身の人間でも撃退は可能である。

【コネクション・ギア (こねくしょんぎあ)】
通信機であり、同時に携帯型パーソナルコンピュータ。

モバイルツールであり、小型であるため携帯も容易。使用時にホログラフィックモニター、キーボードが展開。設定によって多目的に使用可能。

きわめて高価であるため一般通信機器としては普及せず、研究者やよほど裕福でないかぎり持っていない。

【シオン・ウヅキ (しおんうづき)】
元ヴェクター・インダストリー第一開発局、KOS-MOS開発計画統合オペレーションシステム開発室主任。

先天性の特殊体質であり、幼いころから本来見えるはずのない虚数領域側が見える。
本来これは脳に負担を掛け、命を縮めるが、常に起こるわけでないことに加えて彼女自身が対応し、ある人物が渡したコンタクトやホログラス(眼鏡ではない)で矯正しているため、今のところ命に別条はない。

現在はE・Sのパイロットと整備、兵装開発に携わっている。
階級は少尉。

【ジグラット8 (じぐらっとえいと)】
通称ジギ―。
サイボーグであり、すでに稼働年数が百年を超えているが、延命処置を脳に施してあるため、まだ稼働可能。

生前の名はジャン・ザウアー。妻子を自らの追っていたサイバーテロ犯、ヴォイジャーに殺害され、自らも彼からの誘惑から逃れるために拳銃で頭を撃ち抜き自害した。

主人公の良き友人であり、彼が有事に最も頼りにする存在。
現在その豊富な戦闘経験からデュランダルの戦闘部門総司令官を任されている。
階級は大佐。

現在御年140歳以上。
おそらく全世界の人類において最も高齢であるだろうと思われる。

【ジン・ウヅキ (じんうづき)】
シオンの実の兄。
剣術の達人で、抜刀の剣圧で遠距離攻撃ができるほど。

ミクタムにおいてケイオスたちを守り死亡したが、エルサレムにて蘇生され、以後も行動を共にしている。

現在はE・S乗り兼近接格闘術の講師。主人公を弟のように思っている。
また、シオンと兄妹の交流を深めようと今でもさまざまに苦心している。
シオンもそれがうれしいので気付いていながら黙っている。

現在階級は少佐。
蛇足だが辛党。

【タブバイク (たぶばいく)】
KOS−MOS専用のモノバイク。タイヤはモノタイヤ(後輪のみ)。

左右に装着されている小型のフライトウイングと高出力のエネルギージェネレーターで短時間の飛行が可能。
KOS−MOSが使えば宇宙空間での使用もできる。

主人公はこのバイクを複製、改良し、愛車としている。

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