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□この時がいつまでも
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鏡越しにイェソンの顔を見ながらみなはかなしかけた
みな「今日はどうされますか?」
だいぶ髪が伸びていたせいでイェソンの瞳が隠れていた
イェソン「もう少し短めですっきりさせたいんだけど・・・」
みな「ん〜・・・ハイわかりました」
雑誌を広げイェソンの似合いそうな髪型をすすめる
みな「こんな感じでストレートにして前髪を流すとかどうです?」
イェソン「ん、それでいいよ」
みな「ハイ、ではこちらへどうぞ」
イェソンをシャンプー台に案内し額に暖かいタオルを置きシャンプーを始める
みな「熱くないですか?」
イェソン「ん〜・・・・大丈夫、キモチイイ」
みな(ドキッ・・・・・)
緩んだ口元からイェソンの言葉が紡がれる
普段通りにしゃべれているだろうか?
みなは少し顔を赤くさせながらシャンプーを続けた
.
カットも終わりイェソンが去り際にみなへ小さな紙を渡す
イェソン「ありがと・・・」
みな「いぇ、ありがとうございました」
紙を受け取りながらお辞儀をする
イェソンはこれからラジオの公開収録へ向かう
みなはイェソンを見送ると
店の奥へ進みイェソンから手渡された紙を開く
(1:00 1312号室 待ってて)