Bleach:惑わされる真実

□十番隊
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サラは冬獅郎の体を強引に寝かせ、そこに馬乗りになると、腰を揉みだした。

「んっ・・・・おい・・・もぉいいから降りろ」

『え?気持ちよくないですか??』

「いや・・・気持ちいいが・・・////」

そう言われたサラはハッと我に返り、自分が今どういう体勢なのか気づいた。男の子を押し倒し、そこに馬乗りになっている・・・・

『き、キャ!す、す、す、スイマセンっ!!私、なんか火がついちゃってもっと気持ち良くなってもらおうと//// っつ・・・///』

「いや・・・/// すまん、俺が意識しすぎた// ありがとな。お陰で体が少し軽くなった。さ、悪いが十番隊の案内してやるから、この書類片付けるの手伝って貰えるか?」

『(い、意識!?意識してたのっ?!日番谷隊長が、私をっ?!) あ・・・はいっ!します!何でもします!なんでもお申し付けくださいませ・・・っ!』

恥ずかしくてしどろもどろになりながら訳の分からない言葉になりながら平然を装う。顔を真っ赤にしてイヤイヤと首を振っている姿は純真無垢な少女の様。

「フッ・・・じゃぁ机にある書類をそこの棚に整理して直してくれるか?」

サラは手際良く与えられた仕事をこなした。二人ですると仕事も早く終わった。その後、十番隊中をすべて案内してくれ、夜は近くの定食屋にも連れて行って貰った。すっかり打ち解けた二人は帰りに並んで歩きながらたわいも無い話で盛り上がる。いつも眉間にしわを寄せている冬獅郎とは全く違う笑顔がそこにはあった。

『隊長が現世にくることがあれば、次はコーヒーを一緒に飲みましょうね♪』

「こう・・ひー????・・・何だそれは?」
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