Bleach:惑わされる真実
□戦い2
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その頃、恋次と雨竜はザエルアポロと対戦中だった。頭脳派であるザエルアポロに彼ら苦戦し踊らされていた。サラはそこへ向かおうと瞬歩で向かっている。
『ザエルアポロ・・・・』
サラの気持ちは複雑だった。ウルキオラやグリムジョーの他にザエルアポロとも交流があったのだ。彼は気難しい所はあるが、他の十刃とは違いあまり殺気を放っておらず優しく接してくれた。
恋次や雨竜は大切な仲間だ、しかし虚圏に来てから十刃にも情が沸いてしまったいたのだ
「破道の三十一、赤火砲」
ドォォォン
恋次は蛇尾丸を自分とザエルアポロに巻きつけ零距離から鬼道を暴発させた。もともとコントロールが悪い恋次の攻撃は自らをも飲み込み赤い光を放ちながら二人を飲み込む。
「んな・・・っ・・・ゴフッ、ゴフッ・・・死神風情が、なめた真似しやがって!」
爆発の威力はかなりあったらしい。ザエルアポロの服の前は焼け焦げていた。しかし、それと同時に恋次は地面に倒れていった
「予想通りだよ・・・・」
その声は雨竜だった。雨竜は地面にゼイレシュナイダーを地面に刺した。すると魔方陣のような模様が浮かび上がりその中心に居るザエルアポロは雨竜の攻撃に飲み込まれた
「これはシュプレンガーという攻撃だ。これは協力だが術式に時間が掛かるのが難でね、信頼にたる助けがなければ、この攻撃は使えなかった」
雨竜は傍らで倒れている恋次を見た
「ハッ・・・・持ち上げたってなにもでねぇぞ・・・」
「感謝しているのは本心さ」
『雨竜!恋次!』
ソコへちょうどサラがやってきた。
「サラさん?!」
「お・・・おい、お前その格好・・・」
恋次と雨竜はサラの格好を見て驚いた。サラが身にまとっているのは死覇装ではなく、エスパーダの白い服だったからだ。