Bleach:惑わされる真実

□おやつの時間
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『〜♪〜♪♪〜』


4日目の昼過ぎ、サラは鼻歌混じりに十番隊の台所を借りて黙々と作業に取り組んでいた。


『よしっ!できたー!』


「あら、何作ってるの〜?」


そこへやってきたのは仕事をサボって冬獅郎から逃れてきた乱菊だった。


『あ、これはドーナツです!時間があったのでみんなに配ろうと思って♪』


「あぁ、西洋のお菓子ね!ん〜!美味しそう!ちょっと味見♪」


『あ!ちょっと乱菊さぁん!!』


乱菊は出来上がったドーナツををパクっと口へ運んだ。サラは普段から炊事もこなしていたため、お菓子作りもお手の物だ。


「美味しい!じゃぁウチは日番谷隊長と私の分で、2つ貰ってもいい?」


『乱菊さん、もう一個食べてるじゃないですかー!もう・・・いいですよ♪』


乱菊は口に頬張りながらドーナツを二つ取ると、後ろ向きで手をひらひらと上げるとその場を去っていった。


『さてと、総隊長さんにでも持っていこうかな♪』
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