Bleach:惑わされる真実

□長い一日
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シュンッ!バキィィィッ!!



サラが対決するかしないかの返答などお構いなく、剣八は斬魄刀を斜めに振り下ろした。

剣が風を切る音と何かが切り倒される音が突然響いた。

『っと・・・更木隊長・・・いきなり何するんですか!!私はあなたと殺し合いをするつもりはありませんっ!!』

サラはその刀を交わし、いつの間にか剣八の目の前に立っていた。

「やるじゃねぇか。やっぱり喧嘩の相手はこうでなくっちゃなぁ!!!!!」

再び剣を手に取り、振りかざそうとしたその時!


コツンッ

「剣ちゃん、そんなことしてたらサララが十一番隊に来なくなっちゃうよ?」

やちるが剣八の頭を小突いた。それを見た一角、弓親、サララは狐につままれた様な顔でやちると剣八を見た。

「あのね、剣ちゃんはね、サララを十一番隊に入れたくて連れてきたんだよっ♪やり合いたいって言うのは照れ隠しなの。」

そういってやちるは剣八を見る。

「チッ・・・」

そのやちるの言葉はどうやら図星だったらしく、剣八は舌打ちをしながら斬魄刀を棹に戻すとドスっと座布団に腰を下ろす。

『それならそうと、素直に言ってくださいよ・・・。はぁ、ビックリした。』

「でもお前と戦いたいのはマジだぜ?十一番隊に入っても入らなくても、いつかお前をぶっ倒す!」

ニヤッと笑うと剣八はサラを舐めまわすように見た。

「リンリンごめんね〜!剣ちゃんもつるりんも弓ちーも単純でおバカさんだけど悪い人じゃないからね♪」

「おいテメっ・・・!なんで俺らも巻き込むんすか!」

「そうですよ、一角はともかく僕まで一緒に見られるなんて心外だなぁ」

「それ、どーいう意味だ!!!」

ギャーギャーと騒ぐ一角と弓親、それを止めずにみている剣八とやちるがサラには無性に可笑しく感じられた。

「プッ、、、アハハハハハ!!!」


「サラ、何笑ってるんだよ・・・!」

楽しい時間が過ぎていく。
その後、サラは一角と弓親にもぉ止めてくれ!と言われるまで剣術の稽古に半日ずっと付き合ってもらった。
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