short

□暇なんです!
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「ひーまー」

名無しさんはそう言って、仕事中の土方によりかかった。

「鬱陶しい」
さらりとあしらわれる名無しさん。それでも名無しさんはお構いなしに引っ付く。

「ふーくーちょー!ひーまぁ!!」

「だぁぁぁ!もう、うるせぇ!!」

はるかに土方の方が五月蝿かったが、そんな事では動じない名無しさん。
そしてさらに、土方に引っ付く。

「だって・・・暇なんですもん」

名無しさんは上目使いで土方を見る。そんな名無しさんの頭を土方は撫でながら仕事を続ける。

「あ〜!もうっ!仕事と私どっちが大事なんですか!?」

名無しさんはよくある決まり台詞を土方にぶつける。すると土方はクルッと名無しさんの方を向く。

「そんなもん、お前が大事だから仕事してんだろ?」
そう言って、軽く名無しさんに口付けをする。
かも、当たり前のように。
思わず硬直してしまった名無しさんを見て、土方は笑いながら仕事を再開した。

「これ終わったら、相手してやるよ。たっぷりとな。それまで待ってろ」

名無しさんは顔を赤くしたまま土方の背中に顔をうずめた。

屯所には、筆の動かす音だけが聴こえている。




おまけ&あとがき→
おまけ




「うっし。終わった。オーイ名無しさんって・・・寝てんのかよ」

土方は背中にもたれ掛かって寝ている名無しさんを自分の布団に寝かした。
そして、すやすやと眠っている名無しさんにもう一度口付けをした、そのとき。

スパーンッ

土方の部屋のふすまが勢い良くひらかれた。

「あ、お取り込み中でしたかィ?」

そう言って再びふすまをしめたのは真選組一番隊隊長の沖田総悟だった。
「そ、総悟」

「みんな〜!聞いてくれィ!土方さんがぁ寝ている名無しさんを襲ってまさァ!!」

「総悟ォォォ!!ちょっと待てゴルァ!!!」

土方はスピーカーで言いふらす沖田を追いかけていった。

そんな騒ぎに気づかずすやすやと眠る名無しさんであった。












あとがき

ここまで読んでくださってありがとうございました。

初めて書いた夢小説でしたが、あまり良いとは言えませんね(-_-;)
こんな駄文書いてしまってすみませんでしたm(__)m
これからもぼちぼち書いてくんで、どうぞ宜しくお願いしますm(__)m

でわ、この辺で(^_^)ノシ

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