小説

□明日がくるなら
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「イッチゴーっ!おっっはよーううう!!」




朝からいつも以上に煩い啓吾に一護は蹴りを入れた。

「いってえええ!!?てゆーか蹴られた!?俺蹴られたの!?」
「うっせーな、なんだよ朝から」
「なんだよ一護知らねーの!?」
「あ?」


勿体ぶったような啓吾に一護の眉間の皺は深くなる。
「転入生だよ転入生!!今日女子の転入生が来んの〜!!」
テンションMAXの啓吾とは別にもうひとつ声が混じってきた。


「結構可愛かったよ。」



どこから出てきたのかいつの間に一護の隣にはケータイをいじる水色。
「な、なにィィィ!?
水色テメーもう見たのか!!」
「たまたま職員室の前通ってさ見ちゃった
可愛いっていうか、小さくて綺麗な子だったよ」

「へ〜」

水色がそこまで言うとは相当なのだろうが

あまりそういうのに一護は興味を持たない、

そうこうしてるうちにチャイムが校内に鳴り響いた。

「ほらほら席つけ〜」

ガラッと音を立ててはいってきたのは
このクラスの担任で、まだ転入生は見えない。

おそらく廊下で待たされているのだろう。
窓から小さいシルエットが浮かぶ。

「今日はなんと〜転入生が来てくれていまーす」

越智先生の発言にクラスのテンションはヒートアップ
「では中に入ってもらいましょ〜朽木さーん」
ガラッ

朽木さん と呼ばれた少女が教室に静かに足を踏み入れた。
なんだ、これ。

多分他の奴も同じ事思ってる。


だって彼女が



「朽木ルキアです、よろしくお願いします。」




息も忘れるくらい、

綺麗だったから。










えーと…続き物で、ルキアちゃんが重い病気のお話です。
はっ…私最近続き物の一話ばっかりかいて続きかいてないな(^q^)

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