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□目が覚める
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「暖かいなぁ。気持ちいいなぁ。」


春って本当にポカポカ気持ちいい。

気持ち良いからなんだか眠くなってきた・・・。ウトウト


−バシッ−


気持ちよく寝ようとしていたら、誰かに後ろから叩かれた。


「痛っ!!ちょっと何するの!」


「今は授業中だ。居眠り禁止だってーの。」


そう、後ろから叩いてきたのわ泉孝介。

私の片想いしている相手。

ちなみに今は授業中。


「だってこんなに暖かくて気持ちいいんだもん。寝たくなるじゃない!!」


あぁー、やばい。こんなこと言ってたらまた眠くなってきちゃった・・・。


−バシッ−


「だから、寝ようとするなっ!!」


「泉、ひどーい。いたーい。」


「うるせー。お前が寝ようとするからだろ。」


「だって眠いんだもん。ポカポカで気持ち良いんだもん。寝たいんだもん。」


「なら、目が覚めること教えてやるよ。」


「え、何?」


そして、泉わ私の耳元で小さい声で言った。


「お前が好きだ。」





目が覚める

(な、目覚めただろ?)(・・・はい。)(で、返事は?)(私も好きです・・・。)






 

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