歌詞小説

□静かな夜に
2ページ/2ページ




じっくり、かんがえてみた。




目を閉じて。




するとなぜか涙は溢れ、眠れぬ夜を迎える。




また浮かぶ景色を見ては指でなぞる...




でももうそれは形さえ薄れて消えてゆく。





胸の鼓動に身を任せ  また目を閉じた。




‘僕に夢はあったのだろうか...‘





その事実さえ消えてゆく。







一つだけ、分かった。




僕には愛する人がいた。





でも君は僕に別れを告げたんだね...






誰かが僕を呼ぶ声やブルーの面影は君だったのかな...








雨音が激しくなり、僕をひんやりした空気が包み込む。









...月は君を思い出させるよ








やっと雨がやんだ森の上に、顔をのぞかせる月。











儚く、そして美しく輝く...















‘会いたいよ...‘




前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ