オリジナル
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橘達と別れ、部屋に戻って寝室のPCの前に座る。
マウスを操作し、メールBOXを開いた。
新着メール1件
送られてきていたのは任務情報だ。
今日は3件らしい。
「…楽勝」
椅子から立ち上がり、クローゼットを開けた。
そして、黒いフード付きの服を引っ張りだした。
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「わ、私は何もしていない!」
「……さよなら」
器具のついた銃の引き金を引けば大きな銃声は抑えられ、ほぼ無音で弾は飛んだ。
息をしてないことを確かめ、本部に連絡する。
「!」
去ろうと足を動かそうとしたところで気配を感じて振り向くと、さっきは居なかった人の姿。
いつの間に…?
「あんた…リア…だろ?」
逆光で顔が見えない。
「…誰だ」
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