君と僕の物語
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好きだから許せる
哀しくなる
好きだからこそ、貴方のためならなんでも出来る。
“悪人”ぐらいにならいくらでもなってあげるから――…。
君の傲慢さに惚れたんだ。
悲しい顔なんて見たくないし、想像出来ないから
僕が君の心を守ってあげる。
笑わなくていい。
ただ、誇りを捨てないで。
第十九話
「鮫と私と白」
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