君と僕の物語

□15.5
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某オフィスにて───



「此処に来たって事は漸く決めたんだ?」


男と女が暗い部屋の中にいた。


男はソファーに悠々と座り、女は立って俯いている。


「はい………。」

震える声を必死に出す。



「これで僕達は幸せになれるよ」


甘く優しい言葉で洗脳していく。




「君も邪魔者はいらないだろう?









ねぇ?

りなチャン」




白蘭は静かに口角をあげた。



(白い悪魔に哀れな女は魂を売った。)




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