君と僕の物語
□15.5
1ページ/1ページ
某オフィスにて───
「此処に来たって事は漸く決めたんだ?」
男と女が暗い部屋の中にいた。
男はソファーに悠々と座り、女は立って俯いている。
「はい………。」
震える声を必死に出す。
「これで僕達は幸せになれるよ」
甘く優しい言葉で洗脳していく。
「君も邪魔者はいらないだろう?
ねぇ?
りなチャン」
白蘭は静かに口角をあげた。
(白い悪魔に哀れな女は魂を売った。)
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ