君と僕の物語

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ずっと任務をしてきた証拠の凄い隈に疲れきった顔。

傷んだ短髪。



全てが知っている彼女とは違って何故か虚しくなった。





けれど、どんな状態であろうと彼女は帰ってきた。


どこかホッとしている自分に獄寺は驚いた。














行く前は普通だったのにな。

今、私の喉元にはスクアーロの剣。

ゆっくりと力が込められて、皮膚が裂けていくのを感じた



「何の真似?」



いや、スクアーロだけじゃない。
ここにいるザンザスを除いた全員が私に殺気を向けてくる。






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